2021.03.11

車の豆知識

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震災時の車の措置について

ARKの高橋です。

東日本大震災から10年が経ちました。

被災された方々には心からお見舞い申し上げます。

 

私自身、中学生の時に阪神大震災を経験しました。

倒壊などはしませんでしたが、家にいては危ないと、家の前の広い空き地に

車を移動させ、家族全員で夜が明けるまで、その中で過ごした事を

今でもよく覚えています。

また、祖父が当時タクシードライバーをしており、阪神高速沿いを走行中で、

とても怖い思いをしたと話してくれました。

走行中の車両の場合、揺れを感じるのは震度4以上だそうです。

いかに大きな揺れだったのかがわかるエピソードです。

東日本大震災の映像でも、車を使って津波から避難する方の映像を目にしますが、

地震が起きた際にどうすれば良いのか、意外と皆さん詳しくは

ご存じないのではないでしょうか?

そこで今回は「震災時の車の措置」について書きたいと思います。

 

以下、警察庁HPからの写しになりますが、重要なことですので一言一句

そのまま掲載させていただきます。

大地震が発生した場合、運転者は次のような措置をとるようにしましょう。

◎車を運転中に大地震が発生したとき

〇急ハンドル、急ブレーキを避けるなど、できるだけ安全な方法により

道路の左側に停止させること。

〇停止後は、カーラジオ等により地震情報や交通情報を聞き、その情報や

周囲の状況に応じて行動すること。

〇引き続き車を運転するときは、道路の損壊、信号機の作動停止、

道路上の障害物などに十分注意すること。

〇車を置いて避難するときは、できるだけ道路外の場所に移動しておくこと。

やむを得ず道路上に置いて避難するときは、道路の左側に寄せて駐車し、

エンジンを止め、エンジンキーは付けたままとするか運転席などの車内の

分かりやすい場所に置いておくこととし、窓を閉め、ドアはロックしないこと。

駐車するときは、避難する人の通行や災害応急対策の実施の妨げとなるような

場所には駐車しないこと。

◎車を運転中以外の場合に大地震が発生したとき

〇津波から避難するためやむを得ない場合を除き、

避難のために車を使用しないこと。

〇津波から避難するためやむを得ず車を使用するときは、道路の損壊、

信号機の作動停止、道路上の障害物などに十分注意しながら運転すること。

(警察庁HPより抜粋)

南海トラフ地震の発生確率は、国土交通省のHPによると
「地震調査研究推進本部地震調査委員会では、首都直下地震で想定される

マグニチュード7程度の地震の30年以内の発生確率は、

70%程度(2020124日時点)と予測している」とあります。

 

いつ、どこで、どの様な状況で遭遇するかわかりません。
頭の片隅にでも、今回の記事を置いておいていただき、

いざという時に少しでもお役に立てればと思います。

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