2022.07.29

BMW

【修理事例】天張り(ルーフライニング) 貼り替え

欧州車やアメ車に乗られている方は特に経験があるのでは?

経年劣化による天井の剥がれや浮き、そのせいで天井生地が垂れ下がってくる

そんな経験です。

日本は高温多湿の気候が影響していると言われています。

生地の裏側にはウレタンスポンジが一面に貼られており、そのウレタンスポンジが劣化し、
天井から剥がれ、垂れ下がってきます。

走る分には支障はありませんが、ひどい場合は、頭に天井の生地が触れるので、
気になって仕方がない!!

そこで、天張り貼り替えのご依頼です。

まずは、車内から天張りを外し、車外へ取り出します。

台の上に寝かせていますが、見てもわかるように生地が弛んでいるのが分かります。

この弛んだ生地をはがす際に、付属部品を外していくのですが、
ルームランプの位置に金具の取り付け部があり、
これを一つペンチではがしていきます。

金具をすべて外したら、今度は劣化したウレタンを掃除していきます。

このウレタンを除去する作業が最も大変な作業になります。


少しでも、劣化したウレタンが残っていると、完成時の仕上がりが変わってくるので、
時間は少しかかりますが、丁寧に作業を進めていきます。

綺麗に除去出来たら、いよいよ生地を貼っていきます。

専用のスプレーガンで、均等に接着剤を塗布していき、
ボードの形状に合わせてシワを伸ばしながらきれいに貼り合わせていきます。

生地がしっかり貼れたら、ルームランプの取り付け金具、付属部品を取り付け。

付属部品の取り付けを完了したら、車内に戻して組付けをして完成です。

逆光でうまく取れませんでしたが、すっかり元通り。
これで、気になることなく運転に集中できます。

気になる方は、ARKまでご相談ください。