2022.02.17

Cadillac

【修理事例】キャデラック – SRX - リアバンパー、クオーター修理塗装

【修理事例】キャデラック – SRX - リアバンパー、クオーター修理塗装

左側をポールに擦って、ボディーがへこんでしまいましたとのご連絡をいただきました。

部品は交換しなくても済みそうなので、現状のバンパーを修理するというご提案をさせていただきました。

 

この車は、バンパーの下にロアバンパー(素地)が付いているので、作業の際は、下の部分も外していきます。

 

基本は、ワンパネル(各パーツ)の作業になりますので、クォーターは1枚の修理になり、クォーターガラスがある場合は、外していきます。

マスキングでの作業も可能ですが、細部まで塗料がかからず、仕上がりがあまりよくありません。

新車で、塗装するように付属部品を取外しすることにより、ぐっとクオリティーは上がります。

 

へこんでいる鉄板を鈑金修正、引き出しパテ付けの作業をしていきます。

下地作業が意外に大変な作業で硬化剤と合わせて使用する為、のんびり作業をしているとすぐに硬化し、使えなくなりますので、まさに時間との勝負です。

 

塗装に入る前は、作業面以外に塗料がかからないよう、紙で養生します。

霧状の粒子がブース内に広がるので、少しでも隙間があると、作業面以外に塗料がかかってしまいます。

重要な作業です。

 

塗装が終わったら、ブース内にて高温で焼き上げ乾燥させてから、塗装面の状態を確認します。

ムラになっていないか、隣接パネルと同じようになっているかなど。

 

問題なければ、バンパー、テール等付属分を取付して完成です。

 

仕上がりにも満足いただけました。

ご依頼くださり、誠にありがとうございました。