2022.04.15

車の豆知識

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加入している保険内容、しっかり把握されていますか?

加入している保険内容、しっかり把握されていますか?

カーライフアドバイザーの田中です。

最近、ARKでは業者様だけではなく、一般のお客様ともお話させて頂く機会が増え、修理のご相談等のお話を聞くなかで、任意保険に加入していない方が多いことを知りました。

 

そこで皆さんは、ご自分が加入している保険内容を把握されていますか?

 

意外に保険内容を把握されている方が少ない自動車保険について少しお話します。

 

まずは、初歩的なことから。

 

自動車保険ですが、大きく分けて『強制保険』『任意保険』の2種類となります。

 

強制保険とは?【自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)】のことで、自動車またはバイク等を乗る際は必ず加入しないといけません。(以下、自賠責保険とします。)

 

では、任意保険とは何か。加入するかしないかは、自分で自由に決めることができる保険です。(以下、自動車保険とします。)

 

ただ、自由に加入できるからと言って、入らなくてもいい保険ではありません。

 

自賠責保険の場合、相手(人)に対しての保険となりますので、車やバイクの修理には、使えません。

 

傷害は120万円まで、死亡は3000万円まで、後遺症は4000万円までと上限が決まっています。任意保険は、自賠責保険で賄えない金額をカバーしてくれる保険です。

万が一、加入していなければ、自分で残りを負担しないといけません。

 

運転中に相手にケガをさせてしまい、500万円の請求がきた場合

(例)(対人賠償保険)

 

上記は例ですが、店舗に突っ込んでしまった場合など、高額な請求金額になることもあります。金額面の補償や相手側の交渉なども自動車保険に加入していれば、保険会社の方に安心してお任せできます。

 

車両保険はご自分の車を修理する場合の保険です。

また、車両保険に、免責を付けている場合は、免責金額を実費で支払いをしないといけません。

 

【免責】とは、損害の一部について保険会社は負担しません。という事です。

簡単に言い換えると、修理費用の自己負担金額です。

 

 

面積を設定することで保険料が安くなります

免責を設定することで、保険会社は修理金額の負担が減るため、保険料が安くなります。

また、免責金額の設定が高くなるほど、保険料は安くなりますが、自己負担金額が増えるので、無理のないよう設定をしましょう。

免責金額の設定は、保険会社によって異なりますので、しっかり確認して下さい。

 

このような事故は、自分だけが気を付けて運転していれば、大丈夫!という事はありません。被害者になることも、加害者になることもあるからです。

 

旦那さんに任せているからよくわからない。

親の車だから大丈夫!ってことはありません。

乗っている限りは、自分自身の責任となります。

 

内容も分からず運転していると、万が一大事故が起こった際、大変なことになります。

安心する為にも、年に1回、または更新時にでも内容を確認することをお勧めします。

 

 

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