2022.06.08

国産車

【修理事例】光岡 – 卑弥呼 - 前回り修理(車・キズ・修理)

【修理事例】光岡 – 卑弥呼 - 前回り修理(車・キズ・修理)

あまり聞きなじみのない名前ですが、好きな方にはすぐわかる光岡自動車から販売されている『卑弥呼』。

 

光岡自動車が既存の車をベースに、改造・販売をしている車です。

 

『卑弥呼』は、マツダのロードスターをベースにクラシックカー風オープンカー型のレトロカーです。

 

今回は、前回りの修理でお預かりです。

 

 

 

 

 

 

ロードスターをベースに職人の手作業

全文でも紹介したように、ロードスターをベースに職人さんの手作業で1台ずつ形を作っていきます。

 

ヘッドライトが付いているフロントボディーは、FRPで出来ており、割れたところ剥がして、新しいファイバー繊維を貼り付け修復する作業を進めます。

 

新しいファイバーを貼付その上に、樹脂を塗っていく。

 

この作業を繰り返し行い、形を作っていきます。

 

巣穴が空かないよう、丁寧に樹脂を流し込み細部までしっかり固め、乾燥が完了したら、表面を滑らかにするため、サンディングして成型します。

 

 

 

 

ボディの成型が整ったら、いよいよ塗装作業です。

 

他のパーツに色がかからないよう、しっかり養生していきます。

 

 

卑弥呼のボディラインは、丸みがかった可愛らしいフォルムですが、これが意外に曲者で、ドアのように平たい部分を塗るのに対し、丸みを帯びたラインは、塗装する際に色がくぼみなどにたまりやすく、多めに色がかかってしまうこともあります。

 

そうならないよう、職人さんは、色のかかり具合などを見ながら調整していきます。

 

塗装が完了したら、組付けをしていきます。

 

 

光岡のボディは左フェンダー、フロントバンパー、右フェンダーと一体になっているので、組付けする際も、ボディをジャッキで左右均等に上げ、潜り込んで組付けをしていきます。

 

組付けが完成したら、車のボディチェックをして完成です。

 

 

 

 

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