2022.05.23

Parts

メッキモール磨き

今回は前からずっとしたかった作業のうちの一つ
メッキモールの白サビ除去をしてみました。

まずは、白サビとは、どのような状態なのか?
水切りモール(窓とドアの間にあるモール)にイオンデポジット(水アカ)によく似た
白い斑点のシミが出てきます。このシミが、白サビです。

 

 

メッキモールの特徴でもある光沢がくすんで、あまりよくない状態です。

放置すればどんどん腐食していき、もっとくすんできます。

この原因となるものが主に、水分です。

雨水や、湿気などがメーキモール内に付着して、白サビを発生させます。

 

国産車のメッキモールより、欧州車(ベンツやBMWなど)のメッキモールが

白サビでくすみやすいと言われています。

簡単に説明すると、輸入車で使われているメッキモールは、アルマイト加工の物が多いのに対し、国産車のメッキモールは、クロームメッキ加工が多いので、白サビの付きやすさに違いが出ます。

 

では、白サビが付いた場合、どうやってきれいにするのか。

その方法は、シンプルに削り落とします。

軽度の白サビは、表面だけを研磨して削り落とせば、きれいに落ちます。

奇麗に除去出来れば、コーティング等を塗って、保護しておくと、長持ちします。

こまめにチェックしておいてください。

 

頑固な白サビは、あまり力任せに削り落とすと加工されている部分が

無くなってしまい、アルミそのものが露出される状態となります。

サビだけではなく傷も入りやすくなるので要注意!!

 

また、腐食が進行していると、アルミ本体までサビが進行することもあります。

その時は、交換となりますので、それまでに対処することをお勧めします。

 

白サビを発生させないコツとして、こまめな洗車をお勧めします。

雨水に含まれている不純物や走っているときに付く汚れ、ホコリ。

これらを落とすことで白サビを防ぐ予防になります。

月に1回ぐらい、洗車してメッキモールの汚れをしっかり洗い流してください。