2021.09.14

スタッフの独り言

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進化するタイヤ開発

こんにちは。
カーライフアドバイザーの高橋です。

暑さも和らいできて、だいぶ過ごしやすくなってきました。

焼け付いたアスファルトを走行するタイヤは夏の間、酷使されている状態です。

秋の行楽シーズンを前に、一度点検してみてはいかがでしょうか?

 

進化するタイヤ開発

そんなタイヤですが、かなり前にカラータイヤの開発が進んでいると、雑誌で読んだことがあったのですが、2021年現在でも走っている自動車のタイヤは黒一色。

現状どうなっているのか気になったので調べてみました。

 

タイヤは昔は白や飴色が主流

タイヤは昔は白や飴色が主流だったのをご存じですか?

1800年代のタイヤはゴムの木の樹液を固めただけ、もしくは補強材に炭酸マグネシウムや炭酸カルシウムを使用していたからです。

 

 

1912年に強度を高めるために炭素の粉末であるカーボンブラックを混ぜ、黒色のタイヤが主流となり、現在に至ります。

因みに、空気入りのタイヤは1888年にダンロップ獣医師が自転車用の空気入りタイヤを開発、1895年にミシュラン兄弟が自動車のタイヤに採用し、レースに参加。

パンクを繰り返し、レースの結果は散々だったようですが、乗り心地や走行性、安定性の良さから急速に普及しました。

さて、カラータイヤですが、ゴム自体を着色する方法と、黒のタイヤを着色する方法がありますが、後者の方は接地面が剥げて見た目が悪くなるので、実際にはサイドのみや企業ロゴのみ着色されています。

 

近年、低燃費・エコを謳ったタイヤが増えました。

一方、ゴム自体を着色する方法は、一部の企業が実現しているようで実用・販売されています。

近年、低燃費・エコを謳ったタイヤが増えました。

これらは従来のカーボンブラックで補強するのではなく、シリカ粒子を微細化したホワイトカーボンを使用するため、カラフルな着色が可能となっているようです。

しかし、まだ安価に提供ができるようではなく、普及が進んでいるとは言えないようです。

 

ホイールやキャリパー塗装の様に、タイヤのカラーも選べるようになれば、カスタムももっと楽しくなりますね。

 

 

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